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ドッグフードは犬種によっても違う?

世の中にたくさんの犬種が存在しますが具体的には何種類くらいあるかご存知でしょうか。
ジャパンケネルクラブ(JKC)では、2013年3月現在190犬種が登録されています。
しかし、これはほんの一部で世界で非公認犬種も含めると700から800種も存在するといわれていいます。

これだけたくさんの犬種がいればその姿かたちも様々です。
体のサイズも超小型犬から大型犬までありますし、毛足の長さも様々です。
それぞれの原産国も違いますから育ってきた気候も異なります。

これだけ様々な特性があれば必要な栄養、食事内容は異なって当然のことです。
そのため、最近ではペットショップである犬種専用のドッグフードも登場しました。
ダックスフンドやチワワ、トイプードル、柴、シーズー、コーギーなどは多くのメーカーで取り扱われています。

今並べた犬種は見た目にわかる大きな特徴がある犬種ばかりです。
たとえば、ダックスフンドは胴長な体型ですし、チワワは華奢な体型と大きな瞳が特徴です。
犬種別フードはこういった身体的な特徴への特別なケアがなされた栄養の配合がされています。
具体例を挙げてみましょう。

ダックスフンドは胴長の体型なので腰への負担を軽くするために体型維持に配慮した低カロリーで食物繊維が多めの配合で作られています。
チワワは華奢な骨格なので骨を強くすることや瞳の健康と涙やけに効果のある栄養素が多く含むように作られています。
これを見ると愛犬が必要とする栄養が含まれていたり健康に配慮されているので安心して与えられると感じる方が多いでしょう。
しかし、犬種別のドッグフードが販売されているのは一部の犬種です。

大多数の犬種は犬種別のフードを入手することは難しいのです。
愛犬の犬種の専用のドッグフードがない場合はどうすればよいのでしょうか。
それは、その犬種の特徴を見て必要な栄養、配慮すべきことを自分で調べてドッグフードを選ぶしかありません。

最近ではドッグフードも種類が豊富なのでドッグフードを混ぜて与える家庭も増えました。
特別多めに与えたほうがいい栄養素がある場合にはサプリメントも販売されています。
愛犬が長生きできるよう、犬種の身体的特徴と必要な栄養素についての基礎知識を身に着け、それに合った食事を用意してあげましょう。
ドッグフードのデメリットについての記事も参考にご覧ください。

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